風俗産業は、今後も需要の尽きないビジネスである一方、さまざまな法規制により開業できる店舗が限られていることが現状です。しかし、店舗を持たないデリヘル(デリバリーヘルス)であれば、比較的低い難易度で開業することができ、多額の資金も必要ないことから、ローリスク・ハイリターンなビジネスとも言われています。
実際に少ない資金で起業して、数千万円の年収を得ているデリヘル経営者も存在していることから、デリヘル開業には多くのチャンスがあると言えます。
今回は、デリヘル経営者の年収と、必ずしも「デリヘル経営者は高収入」と言い切れない理由を徹底解説します。最後に、デリヘル経営者として高年収を目指すコツも紹介するため、デリヘル開業・経営を検討している方は、必見です。
目次
デリヘル経営者の年収は、デリヘルの経営モデルによって大きく異なります。デリヘル経営者の中でも、一店舗しか持っていない方もいれば、全国に複数店舗を持っている方もいるでしょう。そして年収も、何店舗を抱えているかで大きな差が出ることが基本です。
ここからは、「地域で1店舗を経営する場合」と「全国で複数店舗を経営する場合」の両極端に分けて、デリヘル経営者の年収例を紹介します。あくまでも例であり、相場ではないことに留意してください。
地域で1店舗を経営するデリヘル経営者の場合、年収は2,160万円、月収にして180万円です。経営しているデリヘルの客単価はおよそ12,000円で、キャストの風俗嬢に渡すバック額や雑費を引いて経営者の利益分は6,000円となります。このお店では来店数が1日あたり平均10人で、ほぼ毎日営業しています。年収・月収の具体的な計算式は、下記の通りです。
全国で複数店舗を経営するデリヘル経営者の場合、年収は4,680万円、月収にして390万円です。経営している3店舗の平均来客数は1日あたり5~15人で、利益分は客単価の半分ほどが平均となります。年収・月収の具体的な計算式は、下記の通りです。
A店舗
B店舗
C店舗
このように、経営している店舗数の違いによって、年収・月収にも大きな差が出ます。風俗業界には繁忙期・閑散期が存在するため、毎月安定的にある程度決まった月収が入ってくるわけではないものの、3店舗を経営するだけでも年収4,000万円を得られる可能性は十分にあると言えるでしょう。
デリヘルをはじめとした風俗店の経営においては、お客様が支払う料金の高さから、すぐに高収入を得られると考える方も多くいます。しかし、店舗の売上がそのままデリヘル経営者の年収になるわけではありません。デリヘルに限らず、経営者は経営を行うにあたり必要な支出も多くあります。
デリヘルでは、店舗の売上から下記のようなさまざまな支出を差し引いた金額が、経営者の手にできる収入となります。
これらの支出は、合計して店舗売上の半分ほどの割合を占めることとなります。そのため、年収3,000万円を得るためには、6,000万円の店舗売上がなくてはなりません。
また風俗グループ店のオーナーとして複数店舗を経営する場合は、各店舗に店長・幹部を配置する必要もあります。店長・幹部には店舗スタッフよりも多くの給料を渡す必要があるため、その分支出も大きくなる傾向です。
デリヘル経営者は、店舗運営を安定して維持するためにも、売上が伸びれば伸びるほど多額の支出が必要となることを前述しました。とは言え、基本的に支出額が売上額を上回ることはないため、ある程度の売上があれば赤字の心配はほとんど必要ありません。
しかし、デリヘル経営者だからと言って必ず高年収を得られるわけではないことに注意が必要です。ここからは、その理由を2つ説明します。
デリヘルの開業において、銀行からの融資を受けることはできません。そのため、デリヘルの開業資金はすべて自分で用意する必要があることに留意しておきましょう。
デリヘルを開業するためには、最低でも300万円は必要です。ランニングコストは毎月100万円程度必要だと考えてください。地域や事務所の広さ、導入する設備によってはもう少し金額が上がる可能性もあります。
事業が軌道に乗るまでは半年以上かかることも多く、「少ない資金で開業できる」と最低限の資金しか用意せずに開業を始めたデリヘル経営者が、軌道に乗るまでに閉業してしまうケースも後を絶ちません。
デリヘルの開業直後は新規客・常連客を一気に集める必要があり、特に集客や広告に力を入れなければなりません。客数が少ない中で、広告費や女性キャスト・男性スタッフへの給与はきちんと支払わなければならず、支出額が売上額を超えることも予想されます。
初めからこのような状況を想定して余裕を持って資金を用意しておけば安心ですが、資金に余裕がない中で開業した場合、赤字経営が続いて結果的に閉業せざるを得なくなったケースもあります。
デリヘル経営者は、売上の半分ほどの支出が必要となること・低資金開業ができるとは言え十分な資金額がなければ赤字リスクが高いことなどが理由で、簡単に高年収を得られるとは限りません。
しかし、一般的な業種と比較して稼ぎやすい業界であることも間違いではありません。デリヘル経営者として高年収を目指すためには、いくつかのコツを知っておく必要があります。
最後に、デリヘル経営者として高年収を目指すコツを3つ紹介します。
開業当初は、デリヘル経営者自身が現場での仕事をこなさなければならない場面もあります。実際に自身の店舗で、男性スタッフとして立つ経営者も少なくありません。さらに、ノウハウをきちんと身に付けたいと考える方は、初めからフランチャイズとして開業するケースもあります。
これまでにいくら風俗店勤務による経験を積んできたとしても、自身の店舗の客層や雰囲気を目で見て知ることは大切です。自分ができることはすべて自分で一通り行い、経営者目線での仕事を経験しておくことで、もしスタッフが突然いなくなったときも対処することができるでしょう。
デリヘルを開業するときは、まず小規模のデリヘル経営から始めることがおすすめです。初めから数店舗の開業・経営は、軌道に乗ったときの収入は大きいものの、それ以上のリスクがあります。
まずは1店舗、少数精鋭で運営するなど小規模から経営を始め、軌道に乗ってから女性キャスト・男性スタッフを増やして多店舗展開をすれば、安定的な年収アップにつながるでしょう。
デリヘル経営者の年収アップには、店舗集客が必要不可欠です。デリヘルは無店舗型風俗にあたるため、街中に看板を設置することができません。そのため、集客には風俗ポータルサイトへの掲載がおすすめです。しかし風俗ポータルサイトへ掲載するためには、多くの方の目に入るような広告・ホームページの作成も欠かせません。
また、集客はお客様だけでなく、人材に対しても必要です。営業用ホームページの作成はもちろん、男性スタッフ・女性キャスト向けの求人用ホームページも作成しなければならず、それぞれのホームページに適した集客知識も欠かせません。
効率的に集客をしたいときは、風俗業界に特化した広告代理店を活用しましょう。広告代理店に依頼すれば、現状を確認したうえで集客力を伸ばすためには何が必要なのかのアドバイスをもらえます。そのうえで、最適な広告も提案してもらうことが可能です。
「デリヘルは低資金で開業できる」「デリヘル経営者は高収入を得られやすい」というイメージを持たれがちですが、デリヘルの店舗数も増加傾向にある近年、開業半年以内に閉業せざるを得なくなったケースも少なからずあります。
デリヘル経営者として数千万円の年収を得られるほど成功するためには、初めからデリヘル開業に関するさまざまなリスクを把握したうえで、十分な資金を用意したうえで常に努力を続けなければなりません。
早く軌道に乗せるためには、開業したての動きが重要です。開業したては客入りも少ないため、効率的に集客を行わなければなりません。ここまでの内容を参考に、ぜひ風俗業界に特化した広告代理店の「セントラルエージェント」にご相談ください。
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風俗産業は、今後も需要の尽きないビジネスである一方、さまざまな法規制により開業できる店舗が限られていることが現状です。しかし、店舗を持たないデリヘル(デリバリーヘルス)であれば、比較的低い難易度で開業することができ、多額の資金も必要ないことから、ローリスク・ハイリターンなビジネスとも言われています。
実際に少ない資金で起業して、数千万円の年収を得ているデリヘル経営者も存在していることから、デリヘル開業には多くのチャンスがあると言えます。
今回は、デリヘル経営者の年収と、必ずしも「デリヘル経営者は高収入」と言い切れない理由を徹底解説します。最後に、デリヘル経営者として高年収を目指すコツも紹介するため、デリヘル開業・経営を検討している方は、必見です。
目次
1.【モデル別】デリヘル経営者の年収
デリヘル経営者の年収は、デリヘルの経営モデルによって大きく異なります。デリヘル経営者の中でも、一店舗しか持っていない方もいれば、全国に複数店舗を持っている方もいるでしょう。そして年収も、何店舗を抱えているかで大きな差が出ることが基本です。
ここからは、「地域で1店舗を経営する場合」と「全国で複数店舗を経営する場合」の両極端に分けて、デリヘル経営者の年収例を紹介します。あくまでも例であり、相場ではないことに留意してください。
1-1.地域で1店舗を経営する場合
地域で1店舗を経営するデリヘル経営者の場合、年収は2,160万円、月収にして180万円です。経営しているデリヘルの客単価はおよそ12,000円で、キャストの風俗嬢に渡すバック額や雑費を引いて経営者の利益分は6,000円となります。このお店では来店数が1日あたり平均10人で、ほぼ毎日営業しています。年収・月収の具体的な計算式は、下記の通りです。
1-2.全国で複数店舗を経営する場合
全国で複数店舗を経営するデリヘル経営者の場合、年収は4,680万円、月収にして390万円です。経営している3店舗の平均来客数は1日あたり5~15人で、利益分は客単価の半分ほどが平均となります。年収・月収の具体的な計算式は、下記の通りです。
A店舗
B店舗
C店舗
このように、経営している店舗数の違いによって、年収・月収にも大きな差が出ます。風俗業界には繁忙期・閑散期が存在するため、毎月安定的にある程度決まった月収が入ってくるわけではないものの、3店舗を経営するだけでも年収4,000万円を得られる可能性は十分にあると言えるでしょう。
2.店舗の売上=デリヘル経営者の年収?
デリヘルをはじめとした風俗店の経営においては、お客様が支払う料金の高さから、すぐに高収入を得られると考える方も多くいます。しかし、店舗の売上がそのままデリヘル経営者の年収になるわけではありません。デリヘルに限らず、経営者は経営を行うにあたり必要な支出も多くあります。
デリヘルでは、店舗の売上から下記のようなさまざまな支出を差し引いた金額が、経営者の手にできる収入となります。
これらの支出は、合計して店舗売上の半分ほどの割合を占めることとなります。そのため、年収3,000万円を得るためには、6,000万円の店舗売上がなくてはなりません。
また風俗グループ店のオーナーとして複数店舗を経営する場合は、各店舗に店長・幹部を配置する必要もあります。店長・幹部には店舗スタッフよりも多くの給料を渡す必要があるため、その分支出も大きくなる傾向です。
3.「デリヘル経営者は高年収」と言い切れない理由
デリヘル経営者は、店舗運営を安定して維持するためにも、売上が伸びれば伸びるほど多額の支出が必要となることを前述しました。とは言え、基本的に支出額が売上額を上回ることはないため、ある程度の売上があれば赤字の心配はほとんど必要ありません。
しかし、デリヘル経営者だからと言って必ず高年収を得られるわけではないことに注意が必要です。ここからは、その理由を2つ説明します。
3-1.開業資金は自分で用意する必要がある
デリヘルの開業において、銀行からの融資を受けることはできません。そのため、デリヘルの開業資金はすべて自分で用意する必要があることに留意しておきましょう。
デリヘルを開業するためには、最低でも300万円は必要です。ランニングコストは毎月100万円程度必要だと考えてください。地域や事務所の広さ、導入する設備によってはもう少し金額が上がる可能性もあります。
事業が軌道に乗るまでは半年以上かかることも多く、「少ない資金で開業できる」と最低限の資金しか用意せずに開業を始めたデリヘル経営者が、軌道に乗るまでに閉業してしまうケースも後を絶ちません。
3-2.開業後すぐは思うように稼げない
デリヘルの開業直後は新規客・常連客を一気に集める必要があり、特に集客や広告に力を入れなければなりません。客数が少ない中で、広告費や女性キャスト・男性スタッフへの給与はきちんと支払わなければならず、支出額が売上額を超えることも予想されます。
初めからこのような状況を想定して余裕を持って資金を用意しておけば安心ですが、資金に余裕がない中で開業した場合、赤字経営が続いて結果的に閉業せざるを得なくなったケースもあります。
4.デリヘル経営者として高年収を目指すコツ
デリヘル経営者は、売上の半分ほどの支出が必要となること・低資金開業ができるとは言え十分な資金額がなければ赤字リスクが高いことなどが理由で、簡単に高年収を得られるとは限りません。
しかし、一般的な業種と比較して稼ぎやすい業界であることも間違いではありません。デリヘル経営者として高年収を目指すためには、いくつかのコツを知っておく必要があります。
最後に、デリヘル経営者として高年収を目指すコツを3つ紹介します。
4-1.デリヘルの仕事やノウハウを学ぶ
開業当初は、デリヘル経営者自身が現場での仕事をこなさなければならない場面もあります。実際に自身の店舗で、男性スタッフとして立つ経営者も少なくありません。さらに、ノウハウをきちんと身に付けたいと考える方は、初めからフランチャイズとして開業するケースもあります。
これまでにいくら風俗店勤務による経験を積んできたとしても、自身の店舗の客層や雰囲気を目で見て知ることは大切です。自分ができることはすべて自分で一通り行い、経営者目線での仕事を経験しておくことで、もしスタッフが突然いなくなったときも対処することができるでしょう。
4-2.小規模のデリヘル経営から始める
デリヘルを開業するときは、まず小規模のデリヘル経営から始めることがおすすめです。初めから数店舗の開業・経営は、軌道に乗ったときの収入は大きいものの、それ以上のリスクがあります。
まずは1店舗、少数精鋭で運営するなど小規模から経営を始め、軌道に乗ってから女性キャスト・男性スタッフを増やして多店舗展開をすれば、安定的な年収アップにつながるでしょう。
4-3.風俗に特化した広告代理店を使う
デリヘル経営者の年収アップには、店舗集客が必要不可欠です。デリヘルは無店舗型風俗にあたるため、街中に看板を設置することができません。そのため、集客には風俗ポータルサイトへの掲載がおすすめです。しかし風俗ポータルサイトへ掲載するためには、多くの方の目に入るような広告・ホームページの作成も欠かせません。
また、集客はお客様だけでなく、人材に対しても必要です。営業用ホームページの作成はもちろん、男性スタッフ・女性キャスト向けの求人用ホームページも作成しなければならず、それぞれのホームページに適した集客知識も欠かせません。
効率的に集客をしたいときは、風俗業界に特化した広告代理店を活用しましょう。広告代理店に依頼すれば、現状を確認したうえで集客力を伸ばすためには何が必要なのかのアドバイスをもらえます。そのうえで、最適な広告も提案してもらうことが可能です。
まとめ
「デリヘルは低資金で開業できる」「デリヘル経営者は高収入を得られやすい」というイメージを持たれがちですが、デリヘルの店舗数も増加傾向にある近年、開業半年以内に閉業せざるを得なくなったケースも少なからずあります。
デリヘル経営者として数千万円の年収を得られるほど成功するためには、初めからデリヘル開業に関するさまざまなリスクを把握したうえで、十分な資金を用意したうえで常に努力を続けなければなりません。
早く軌道に乗せるためには、開業したての動きが重要です。開業したては客入りも少ないため、効率的に集客を行わなければなりません。ここまでの内容を参考に、ぜひ風俗業界に特化した広告代理店の「セントラルエージェント」にご相談ください。