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COLUMNコラム

風俗とヤクザには関係性がある?健全なお店を選ぶ重要性も

風俗で働くためにさまざまな情報を検索していると、「風俗とヤクザはつながっている」という情報を目にしたことがある人もいるのではないでしょうか。風俗店とヤクザはつながっていると思い込んで、風俗の仕事に対してマイナスイメージを持ってしまい、応募をためらうケースは少なくありません。

この記事では、風俗とヤクザには関係性があるのかどうかを解説します。ヤクザが関わっている風俗店の特徴や、健全なお店を選ぶ重要性も解説するため、風俗の仕事に興味のある女性は参考にしてください。

 

1.ヤクザとは?

ヤクザとは、暴力および暴力的な脅迫により、自らの目的を達成しようとする反社会的集団のことです。ヤクザの資金源は基本的に犯罪活動であり、現在でもヤクザは存在しています。

ヤクザがなくならない理由は、日本ではヤクザの組織を作ること自体は違法ではないためです。日本国憲法第二十一条では集会や結社などの表現の自由が保証されており、犯罪の証拠がないと警察は動くこともできません。

出典:e-Gov「日本国憲法(昭和二十一年憲法)」

現在はヤクザに対する警察の取り締まりが厳しくなっているものの、ヤクザが完全になくなることは難しいでしょう。

 

1-1.ヤクザの種類3つ

ヤクザと一口に言っても、ヤクザは3種類に分けることができます。それぞれの詳細は以下のとおりです。

〇指定暴力団

ヤクザの中でも特に規模が大きい暴力団グループのことです。警察を管理している行政委員会の「公安委員会」によって指定されており、令和2年末の段階では全国に24の指定暴力団が存在します。

出典:公共財団法人暴力追放愛知県民会議「指定暴力団一覧表(24団体)」

〇準暴力団

準暴力団は、正式にはヤクザの団体に所属していないグループを指し、「半グレ」とも呼ばれます。恐喝や窃盗といった犯罪を繰り返すだけでなく、振り込め詐欺なども準暴力団が関わっているとされており、問題視されている社会的勢力です。

〇愚連隊

愚連隊は、繁華街を中心に活動をする不良青少年を指し、不良になることを表す「グレル」の語源となった言葉でもあります。以前は問題視されていましたが、現在は姿を見る機会が減ったと言われています。

 

2.風俗店とヤクザの関係性は?

現代において、風俗店とヤクザの関係性はほとんどない状態です。

テレビや映画の影響もあり、「風俗店とヤクザには関係性がある」と考える人は現在も多いでしょう。「ヤクザが風俗店を経営しているのでは?」「風俗店でトラブルが発生するとヤクザが出てくる」といった印象を抱くことは珍しくありません。しかし、さまざまな規制が厳しくなっている現在、ヤクザが風俗店に関わるメリットはないと言えます。

また、現在は風俗嬢を大切にするお店が増えており、働きやすい環境も整備されている状態です。風俗で働くことに不安を抱く人もいますが、ヤクザとの関係性を心配する必要はありません。

 

2-1.風俗店がヤクザとのつながりを避ける理由

風俗店にとっても、ヤクザとはなるべくつながりを避けたい理由があります。よくある理由は以下の2つです。

〇警察に目を付けられるため

万が一、風俗店とヤクザがつながっていれば、風俗店は警察に目を付けられてしまいます。警察に目を付けられてしまうと、いつ警察に介入されるのか分からない状態となり、最悪の場合は営業停止に追い込まれる場合もあります。

また、暴力団排除条例の影響もあり、風俗業界そのものがクリーンな業界に変化している状態です。違反すると1年以下の懲役、あるいは50万円以下の罰金が風俗店に科されるため、風俗店とヤクザの関わりが今後増えることはないでしょう。

出典:東京都都民安全推進本部「東京都暴力団排除条例」

〇みかじめ料を取られるため

みかじめ料とは、暴力団が縄張りをする地域で風俗店がお店を営業する場合、暴力団が「場所代」や「用心棒代」といった名目で取るお金のことです。

みかじめ料を払っておけば、何かトラブルが起こったとしても暴力団が間に入るため、守ってもらえるメリットがあります。しかし、みかじめ料は毎月支払うお金であり、風俗店を経営するうえでは大きな負担です。風俗店経営者にとって、ヤクザと関わることはメリットがありません。

 

3.ヤクザが関わっている風俗店の特徴

ヤクザと関わる風俗店は減少しているものの、「ヤクザが関わっている風俗店は一切存在しない」とは言い切れない状態です。外から見えづらい範囲でヤクザが関わっていることもあるため、ヤクザが関わっている風俗店の特徴を把握しましょう。

ここでは、ヤクザが関わっている風俗店の特徴を3つ紹介します。

 

3-1.届出確認書がない

風俗店が新たに営業を開始するときは、届出を出さなければなりません。届出を出したあとに公安委員会が実際に確認し、法律にのっとった運営がされていることを証明する書類が、届出確認書です。

ヤクザが関わっている風俗店は届出を出すと警察にバレてしまうため、届出を出さないお店がほとんどです。そのようなお店で働くことは危険がともなうため、必ず届出確認書があるかどうかを確認しましょう。

確認する方法は、面接を受けるときにスタッフに聞くことがおすすめです。本当に届出確認書があるなら、スタッフ側が提示してくれるでしょう。

 

3-2.ピンクチラシを使用している

ピンクチラシとは、風俗産業に関連する内容の勧誘チラシを指します。ピンクチラシの使用は風営法に違反するだけでなく、自治体単位でも厳しい規制がされています。ピンクチラシを使用しているお店はヤクザが関わっているため、働くことは避けましょう。

現在はインターネットで求人を出すお店が多く、ピンクチラシを見かける場面も少なくなったとはいえ、使用するお店が全くないとは言い切れません。

働く段階で不安がある場合は、面接を受ける場面において「風営法の営業許可はしっかりと取っているか」確認しましょう。

 

3-3.携帯電話の番号のみで営業している

お店のホームページなどを確認したとき、携帯電話の番号しか掲載されていない場合はヤクザが関わっている可能性が高くなります。何か問題が発生しても、携帯電話さえ使えない状態にしておけば、証拠を隠せるためです。

健全なお店であれば、携帯電話ではなく「03」や「06」などの市外局番から始まる電話番号を掲載しています。ヤクザが関わっているのかどうか気になる場合は、お店の番号を確認しましょう。

 

4.風俗で働くときは健全なお店を選ぶことが重要

デリヘルなどの風俗で働くときは、健全なお店を選ぶようにしましょう。ヤクザが関わっているお店で働いてしまうと、最悪の場合はスタッフだけでなく、風俗嬢が逮捕されることもあります。

仮に逮捕されたとしても、すぐに実刑が科される可能性は高くありません、しかし、前科がついてしまうだけでなく、風俗で働いている事実が家族などにバレてしまいます。また、税金関係の部分を調べられてしまい、追徴課税を課されることもあるでしょう。

ヤクザが関わっているお店の全てが、警察に摘発されるわけではありません。とはいえ、ヤクザが関わっていないお店で働くことに比べると、当然リスクは高まります。

健全なお店を選ぶポイントは、検討しているお店が届出確認書を所持しているか、またピンクチラシは使っていないかなどを事前に確認することです。面接を受ける前に知りたいときは、ホームページ上からメールを送ったり、電話で問い合わせたりしましょう。また、求人サイトで口コミを確認することもおすすめします。

 

まとめ

今回は、風俗とヤクザの関係性や、ヤクザが関わっている風俗店の特徴などを解説しました。

現代において、風俗とヤクザがつながっていることは珍しい状態です。しかし、中にはお店が気付かないうちにヤクザと関わっている可能性もあります。働くお店を選ぶ際は、ヤクザが関わっていないかどうか確認しましょう。

万が一ヤクザが関わっているお店で働いてしまうと、さまざまな不都合が発生します。風俗の仕事を始めるときは、健全なお店を選ぶように注意することが必須です。

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