キャバクラの売上を上げるためには、まず店舗への集客が第一です。店舗に人が集まらなければ、どれだけ優秀なキャストを揃えても売上には繋がりません。新規顧客と常連客の両方にしっかりアピールして、積極的に集客を行うことが大切です。

当記事では、キャバクラの売上をアップさせるための集客方法を、新規顧客と常連客の項目に分け、詳しく解説しています。広告を活用する際の注意点もまとめているため、キャバクラでの集客方法に迷っている人はぜひ参考にしてください。

キャバクラの売上を上げるためには、何よりも集客が重要です。どれだけ良いキャストを揃えても、お客さんが来店しなければ売上に繋がりません。キャバクラ経営で稼ぐためには、まず集客アップを目指しましょう。

集客マーケティングの際は、ただやみくもにお客さんを集めるのではなく、ターゲットとなる層を明確にして、優先順位を作ることがポイントです。

キャバクラの売上に貢献するお客さんには、新規顧客と常連客の2パターンがあります。
常連客は本指名をしてくれて、特定のキャストに会いに来る大切なお客さんです。しかし、常連客を獲得するためには、新規顧客の開拓が必要となります。

キャバクラの集客では、最初に新規顧客を獲得し、常連客に繋げるという流れを作ることが大切です。

新規顧客の集客は、キャバクラの集客アップの鍵となります。
キャバクラで新規顧客を獲得するためには、短期間で効果を出すための方法と、長期的な効果が期待できる方法の2つを使い分けることが有効です。

ここでは、キャバクラの新規顧客の獲得に繋がる方法を4つ紹介します。

無料案内所とは、付近にあるキャバクラやガールズバー、クラブなどのお店を無料で紹介している場所です。仕事帰りのサラリーマンなどが気軽におすすめのお店を聞くことができるため、新規顧客へのアピールに適しています。

無料案内所の利用料金は成果報酬制が基本で、お客さんを店舗に案内してもらった場合に料金が発生する仕組みです。

WEB検索を利用しない層にアピールできる他、短期間で効果が出るオフライン広告にもなるため、積極的に活用しましょう。

店舗のホームページは、新規顧客へのアピールだけでなく、常連客にも喜ばれる集客方法です。すぐに効果が出る方法ではありませんが、長期的に安定した効果が期待できます。
店舗のホームページが充実していると、お客さんが安心して来店しやすくなるため、ホームページ運営にはしっかり力を入れましょう。

キャバクラのホームページに掲載する内容は、できる限り丁寧で分かりやすくすることがポイントです。料金システム・キャスト一覧・出勤情報・アクセスなど、さまざまなコンテンツを発信することで、サイト運営にも力を入れている、信頼できるキャバクラというイメージがつきます。

MEO対策とは、Googleマップ最適化のことです。検索結果の上位表示を狙うSEO対策とは異なり、「地名＋キャバクラ」などのキーワードで検索した際に、Googleマップに自店を表示させることが目的です。
MEO対策は新規顧客の集客に大きな影響を与えます。WEBからの集客を狙うなら活用すべき方法といえるでしょう。

MEO対策をするためには、Googleマイビジネスの登録が必要です。登録が完了すると、店舗の情報を自由に編集することができます。
営業時間や連絡先などの情報を充実させ、口コミの数を増やすこともMEO対策には重要です。

最近はネットで情報を検索してから来店するお客さんも多く、各種メディアやポータルサイトへの情報掲載は新規顧客の獲得に繋がります。
店舗情報を載せるためには掲載料金が必要となりますが、自店の情報がお客さんの目に留まる機会を増やすことは、集客への第一歩です。影響力があるサイトに店舗情報が掲載されれば、検索結果の表示順位もアップし、広い層にアピールできます。

ナイト業界の情報を扱うWEBメディアやポータルサイトはたくさんあるため、実際にサイトをチェックして広告効果の高い媒体を選ぶことが大切です。
また、イベント情報や新規キャストの入店など、こまめに情報更新を行うことで、ユーザーへのアピールにも繋がります。

お店を盛り上げていくためには、見込み客を増やし、常連客を集客することも欠かせません。新規顧客の集客と併せて、常連客へのアプローチも進めましょう。常連客には、何度も足を運んでもらうためのアピールが大切です。

ここでは、常連客を集客して定着させるための方法を3つご紹介します。

常連客には、お気に入りのキャストからの営業メールが効果的です。来店を促したり、イベントの告知をしたりと、営業メールを駆使して積極的に常連客にアピールしましょう。
最近では、メールだけでなく営業LINEを併用するケースも増えています。

基本的にメッセージの内容はキャストに任せますが、店舗側からのサポートも重要です。キャストの中には、営業が苦手な女の子や、うまく顧客の心を掴めない女の子もいます。キャストにも気を配り、常連客を呼び込めるように教育することも、集客を伸ばすポイントです。

イベントの開催は、キャバクラに足を運ぶきっかけとなります。理由がないとなかなかキャバクラには行かないという人も、「イベントがあるなら行ってみよう」と考えるケースは少なくありません。

イベントには大きく分けて、クリスマスや誕生日などの記念日イベントと、キャバ嬢のコスプレや割引企画といったライトなイベントがあります。
記念日イベントは盛大に行われることが多く、売上の大幅アップが期待できます。一方で、コスプレや割引企画などのライトなイベントは、年間を通して気軽に開催できることがメリットとなります。

常連客を集客するためには、大イベントと通常イベントをバランスよく回し、お客さんを常に飽きさせないようにすることが重要です。とはいえ、イベントの開催はどのキャバクラでも行っているため、周囲との差別化を図ることも大切です。

イベントを開催することでキャストの営業メールやSNSでの情報発信もしやすくなります。常連客にアピールするためにも、イベントの際はさまざまな手段で告知に力を入れましょう。

最近はSNSを活用しているお客さんも多く、SNSでの情報発信は欠かせません。SNSでの情報発信は集客のメインにはなりませんが、サブツールとしては大変役立ちます。
SNSでの告知は、ホームページの更新やメディアへの出稿に比べ、手軽に始められる点がポイントです。まずは、各種SNSで店舗のアカウントを作りましょう。

SNSは生の情報をすぐに届けられる点がメリットです。店内やキャストの雰囲気が分かる写真や動画と共に最新情報をアップすれば、投稿を見た常連客に足を運ぶきっかけを与えられるでしょう。また、店舗のSNSだけでなく、キャストのSNSと連携することも効果的です。

SNS運用を行う際には、キャストの身バレなど、個人情報の流出に気を付けてください。女の子の顔が写っている写真を載せる場合は、必ず本人に掲載許可を取り、身バレ対策を行いましょう。

キャバクラの集客にはリスティング広告の活用が効果的ですが、ネット広告の出稿には費用が掛かります。広告の出し方を間違えると、無駄なコストでかえって損失となる可能性があります。広告を出稿する際には費用対効果を重視しましょう。

オンライン広告は人目に付きやすく効果的な方法ですが、キャバクラのようなナイト業界は審査が厳しく、なかなか広告表示できないケースがあります。
また、悪質な詐欺業者の出稿を防ぐために、広告文も厳しくチェックされます。

広告文には、下記のような「最上級表現」を入れないように注意してください。

• ・最大級の〇〇
• ・世界一の〇〇
• ・お客様を満足させる最高の〇〇

上記のような誇大表現は人目を引きやすいですが、その分悪質な業者もよく利用します。そのため、最上級表現が入っている広告文は出稿が通らないことがほとんどです。
厳しい審査に通るためにも、広告文は誠実にアピールすることをおすすめします。

キャバクラの売上には集客が欠かせません。新規顧客と常連客のバランスを取りながら、常に店舗にお客さんを呼び込めるような施策を行いましょう。
新規顧客と常連客の集客には、それぞれ違ったアプローチの方法があります。アプローチの方法を使い分けて、積極的にお店のアピールをすることが大切です。

無料相談所など従来の集客方法に加え、最近ではMEO対策やメディア出稿、SNSなど、ネットを活用した集客方法が重要となります。
今回紹介した内容を参考にして、たくさんのお客さんを集めましょう。