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COLUMNコラム

メンズエステ店が実施したいコロナ対策|コロナの影響も解説

メンズエステは、現在ナイト業界でも注目を集めているジャンルです。男性需要が高まっていってる産業であることから、新規の開業や、風俗店から舵を切ってメンズエステ店の開業を検討している方もいるのではないでしょうか。

メンズエステも一度は、新型コロナウイルス感染症の煽りを受けました。しかし、今ではほぼコロナ禍前の水準、もしくはそれ以上の水準に戻ってきているお店が多くあります。

アフターコロナを迎えつつある今ですが、改めてメンズエステ店が実施したいコロナ対策について理解し、お客さんにも従業員にとっても安心できる経営を実施していきましょう。

 

1.コロナがメンズエステ店に与える影響は?

コロナ禍において、飲食業界や観光業界などが大きなダメージを受けました。それでは、メンズエステ業界は一体どうだったのでしょうか。

以下では、メンズエステ店の需要の変化とメンズエステで働く女性の変化を詳しく解説します。

 

1-1.メンズエステ店の需要の変化

メンズエステ業界は新型コロナウイルス感染症の影響で、店舗型のお店は多少なりともダメージを受けました。その反面、出張型のメンズエステは増加傾向にあるようです。

メンズエステは、店舗型、マンションなどのルーム型、そしてホテルや自宅などに女の子が派遣される出張型の大きく3パターンがあります。特に近年の流行はルーム型と出張型です。コロナ禍でも売上が伸びているお店は実は少なくなく、男性の身体を癒す産業はやはり根強い需要があることが分かります。

2023年になってからは、マスクの着用義務もなくなり、人々の行動がコロナ前の状態に戻りつつあります。そのため、メンズエステ業界は今後も伸びしろがあると言え、参入するお店も増えることが予想されます。

 

1-2.メンズエステで働く女性の変化

メンズエステ店だけではなく、セラピストの数も増加傾向にあります。メンズエステのセラピストは普通のアルバイトよりも高収入を稼ぎやすいことから、大学生からOLの副業まで、多くの女性に注目されつつあるお仕事です。コロナ禍では、本業の収入が減ってしまったために、メンズエステでダブルワークを始める、といった女性も少なからずいるようでした。

メンズエステは風俗ではないので、性的なサービスが一切ありません。風俗と比較し、働く上でのハードルが低いのが、女性人気を後押ししているようです。そのため風俗業界・メンズエステ業界ともに女性の働き手がまだまだ足りない状況ですが、メンズエステ業界のほうが女性の集まりはよいとされています。

メンズエステの有効求人倍率などの細かいデータはないものの、働き手優位の状況が続くと考えられるでしょう。

 

2.メンズエステ店で実施するコロナ対策

メンズエステとジャンルは少し異なりますが、一般社団法人日本エステティック協会では、「エステティックサロンにおける新型コロナウイルス対応ガイドライン」を定めています。メンズエステを開業・経営する方は、一度目を通しておくと、自店舗の安全な運営に役立つでしょう。

以下では、メンズエステ店で行われている(行われてきた)コロナ対策を6つ紹介します。

 

2-1.手洗いうがいの徹底

手洗いの効果は感染症学の視点からも高い効果が実証されています。具体的にはハンドソープで10秒揉み洗いをしたのち流水で15秒すすぐだけで1万分の1のウイルス減に、2セット繰り返すことで100万分の1まで減ることが分かっています。

出典:厚生労働省「国民の皆さまへ (新型コロナウイルス感染症)」

コロナ対策だけでなく、風邪やインフルエンザなどの感染予防のためにも、出勤時や施術前後の手洗いうがいを徹底するようにしましょう。

 

2-2.マスク着用の徹底

コロナ禍では、メンズエステでのマスク着用も徹底されていました。

しかし、2023年3月13日以降、マスク着用の義務が個人判断となり、厚生労働省は「個人の主体的な選択を尊重し、個人の判断が基本」という指針を出しています。一方で、医療機関や高齢者施設では、事業者が感染対策上や事業上の理由において、利用者や従業員にマスクの着用を求めることは許容するとされています。

出典:厚生労働省「マスクの着用について」

そのため、メンズエステでもマスクの着用をお客さんに求める際は、ある程度理解を得る必要があります。

 

2-3.検温の徹底

お客さんがルームに入った際には、セラピストが検温・消毒をするように従業員教育を進めましょう。37度前後の熱がある場合は、お客さんに体調についてヒアリングすることをおすすめします。

ルームタイプの場合は、スタッフが近くにいないことがほとんどです。セラピストが判断に迷った場合は、自己判断で決めず、スタッフに電話し判断を仰ぐよう伝えておくことが大切です。

 

2-4.店舗内の消毒

厚生労働省では、新型コロナウイルスにおける消毒・除菌方法についての見解をまとめています。濃度70%以上~95%以下のエタノール(60%台のエタノール消毒でも一定の有効性があるとされています)を使用したアルコール消毒は、手洗いと同様に有効な手段です。アルコールによって、ウイルスの膜が破壊され、ウイルスを無毒化することができます。

出典:厚生労働省「新型コロナウイルスの消毒・除菌方法について(厚生労働省・経済産業省・消費者庁特設ページ)」

アルコール消毒は、手指はもちろん、モノにおいても有効とされているので、施術前後は、マットレスやローションなどの用具、シャワーなど水回り、ドアノブ、そしてルーム全体を念入りにアルコールするようにしましょう。

 

2-5.部屋の換気

メンズエステ店の場合は、マンションの1室といった狭い空間で施術が行われることも多いので、機械換気だけでなく、窓の開放による換気も併せて実施すべきです。

厚生労働省では、30分に1回以上の換気を推奨しており、換気時には数分程度窓を全開にすべきとの考えを示しています。また、複数の窓がある場合は空気の流れをよくするためにも両方開けることが推奨されていますが、窓が1つしかない場合はドアを開けて空気の通り道を作りましょう。

出典:厚生労働省「「換気の悪い密閉空間」を改善するための換気の方法」

 

2-6.体調不良のスタッフの出勤停止

2023年3月末時点においても、厚生労働省は発熱などの風邪の症状があるときは、会社を休むよう呼びかけることを推奨しています。本人のためにも、感染拡大の防止にもつながる行動であることを示しています。

出典:厚生労働省「新型コロナウイルスに関するQ&A(企業の方向け)」

メンズエステでも、セラピストの体調についてはこまめに確認を行い、体調不良の場合は無理せずスタッフに連絡するよう喚起しましょう。経営者にとって当日欠勤は避けたいことかもしれませんが、セラピストの体調を優先してあげることが、長く働きやすいお店作り・お客さんにも安心して利用してもらえるお店作りにもつながります。

 

まとめ

コロナ禍が少しずつ落ち着いていく中であっても、メンズエステ店は基本的な感染症対策を欠かしてはいけません。特に施術室(ルーム)は、マンションの1室などの狭い空間であることも多いので、換気などは徹底するようセラピストの子にも指導しましょう。

一方でマスク着用などは、2023年3月13日より、原則個人の意思に委ねることとなりました。そのため、マスク着用を事業者側からお客さんやセラピストに強いることは難しくなっています。

経営者の方は、国や自治体の方針に従いながら、安心・安全に働ける・利用できるような、メンズエステ店作りを行っていきましょう。

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