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COLUMNコラム

ガールズバーの内装デザインのポイントは?物件の選び方や費用の目安

ガールズバーの開業・経営を検討している人の中には、店舗の内装デザインにこだわりたいと考えている人もいるのではないでしょうか。

内装デザインを考えるときは、ガールズバーのコンセプトやターゲット層を明確にした上でイメージを具体化していくことが大切です。照明や素材などによっても、内装の雰囲気は大きく変わるため、決定したコンセプトやターゲット層に合わせて選びましょう。

当記事では、ガールズバーの内装デザインを考える際のポイントや物件の選び方にくわえて、内装工事にかかる費用の目安などを解説します。

 

1.ガールズバーの内装デザインは物件によって異なる

ガールズバーの内装デザインは、居抜き物件とスケルトン物件どちらを選択するかによって変わってくるため、慎重な検討が必要です。以下では、それぞれの物件の概要や特徴について解説します。

 

1-1.居抜き物件

居抜き物件とは、以前の内装や設備をそのまま残してある物件のことです。以前の店舗がカウンターを用いるものであれば、スナックなどガールズバー以外の店舗であったとしても再利用可能です。1から設備を作り上げるわけではないため、スケルトン物件よりも安い費用で工事しやすい傾向にあります。

ただし、ガールズバーを経営する上で利用できない設備があると、工事費用が高くなるリスクがあります。したがって居抜き物件を利用するのであれば、今ある内装を効率的に再利用することを最優先に考えなければなりません。場合によっては、設備を譲ってもらう際にお金がかかるケースもあるため、どういった費用が発生するのか契約前に必ずチェックしましょう。

 

1-2.スケルトン物件

スケルトン物件とは、以前の内装や設備が完全に撤去されている物件です。天井や床、壁も剥がされているため、内装作りは1からスタートすることになります。スケルトン物件は、既存の内装や設備を再利用できず、お金がかかりやすいというデメリットがあります。

長所は、1から作り上げられることから、店舗の内装を自由にデザインできる点です。居抜き物件では、既存の内装にある程度合わせて作り上げる必要があります。今ある内装を大きく変更することになれば、費用が高くなるリスクもあるでしょう。スケルトン物件であれば、既存の内装に縛られる必要がなくなるため、デザインのこだわりが強い人には向いている物件だと言えます。

 

2.ガールズバーの内装デザインを考える際のポイント

ガールズバーの内装にこだわることで、お客様にとってもスタッフにとっても居心地のよい空間となるでしょう。以下では、ガールズバーの内装デザインを考える際に意識したいポイントを4つ紹介します。

 

2-1.店舗のコンセプトを明確にする

店舗のコンセプトが決まっていない状態でデザインを考え始めると、統一感のない雰囲気の内観となり、魅力が薄まりかねません。また、どのような方向性でデザインを作ったらよいかも決めにくくなるため、内装デザインの制作にも時間がかかるでしょう。コンセプトを決める上で考えておくべきことの具体例としては、以下のようなものが挙げられます。

  • お客様の年齢層
  • お客様の好み
  • お客様が求めるサービス

若い人々が楽しみやすい店舗にするのであれば、ビリヤードやダーツといったアミューズメント要素のある設備を用意するのがよいでしょう。年齢層を高めに設定する場合は、高級感を重視した内装が向いています。このように来てほしいお客様をイメージしておけば、店舗のコンセプトも自然に決まりやすくなるでしょう。

 

2-2.競合・人気店をリサーチする

競合や人気店がどのような内装にしているのかリサーチすることも、内装デザインを考える上でのコツの1つです。リサーチによって競合と差別化でき、オリジナリティに溢れた内装デザインにできます。また、人気店のデザインを参考にして、内装のイメージを固めるのにも役立つでしょう。競合や人気店をチェックする上で見ておきたいポイントは以下の通りです。

  • コンセプト
  • 店舗のベースカラー
  • 家具の素材
  • 家具の大きさ
  • 照明の明るさ
  • 照明のデザイン
  • バックバーのデザイン
  • カウンターのデザイン

競合や人気店に訪れることで、お客様の目線に立ってリサーチでき、お客様に寄り添ったデザインを制作しやすくなります。直接店舗に訪れるのが難しい場合は、SNSを通してチェックするのもよいでしょう。

 

2-3.バックバーの見せ方にこだわる

バックバーは、お酒を置く棚のことを指し、カウンターの座席に座るお客様から見やすい位置にあるエリアです。そのため、バックバーは、ただお酒を並べる場所ではなく、ガールズバーの内装を美しく見せる上で重要な場所だと言えます。バックバーの見せ方にこだわれば、より集客効果の高い店舗に仕上げられるでしょう。

バックバーを作り上げる上で重要なのは、カウンターのデザインとマッチしたデザインにすることです。照明やガラスをうまく利用し、並べたお酒やグラスをより華やかに見せるのもポイントです。見た目の美しさだけでなく、利便性にも配慮するとよいでしょう。バックバーにモニターを取り付けて、おすすめのメニューやキャストの基本情報を記載すれば、初来店のお客様でもスムーズに楽しみやすくなります。

 

2-4.照明・素材・色・形状を決める

照明を暖かい色合いにすればアットホームで居心地のよい空間を演出でき、寒色の照明を用いればおしゃれでクールな印象を与えられます。照明1つでも内装の雰囲気がガラッと変わるため、コンセプトにマッチした照明をうまく取り入れましょう。シャンデリアやスポットライトを用いれば、それだけでゴージャスな印象を演出できます。

照明だけでなく、あらゆる設備の素材・色・形状それぞれが大きな役割を果たします。柔らかく安心感のある印象の店舗にしたい場合は、丸みを帯びたデザインを多用するのがおすすめです。角張った直線的なデザインを多く用いると、スタイリッシュな印象を感じさせます。素材は、レンガや木材はカジュアルなイメージを、大理石や濃い色味の無垢材は豪華なイメージを与えるのに最適です。

 

3.ガールズバーの内装工事にかかる費用の目安

ガールズバーの内装工事にかかる費用は、居抜き物件とスケルトン物件どちらを利用するかによって異なります。元ガールズバーやスナックの居抜き物件の場合、工事内容によりますが1坪15万円〜30万円ほどが目安です。10坪であれば、150万円〜300万円ほどかかることになります。スケルトン物件の場合は、居抜き物件の2〜3倍かかると言われています。

床や壁をリフォームしたり、ガス管を工事したりするなら、8坪ほどの広さでも200万円を超えてくるケースがほとんどです。さらに排給水管がない店舗を利用する場合、敷地内に配管を引き込む必要が出てくるため、その工事だけでも数十万円かかるでしょう。

 

3-1.施工業者を選ぶ際は相見積もりする

実際にガールズバーの内装工事を依頼する場合は、複数業者に見積もりを依頼するのがポイントです。3社以上から相見積もりすることで相場が分かり、金銭的に損をしにくくなります。相見積もりを依頼する際に注意すべきポイントは、以下の通りです。

・見積もり金額の内訳が明確になっているか

見積もり金額の内訳が曖昧になっていると、後から予期していなかった追加料金を請求される可能性があります。「いざ工事したら想定よりも高かった」となっては相見積もりの意味がないため、内訳が明確になっているか必ずチェックしましょう。

・要望をできるだけ正確に伝えているか

後から要望を付け足したり変更したりすることで、見積もり時の金額よりも高くなるケースが考えられます。正しい見積もり金額を提示してもらえるよう、要望は丁寧に伝えましょう。

 

まとめ

ガールズバーの内装を考えるときは、まず居抜き物件を活用するのかスケルトン物件で1からデザインしていくのか考えるところから始めましょう。選択するほうによって、反映できるデザインの幅や施工可能な範囲が変わります。

また、元々ある設備や内装をどの程度生かすのかによって、内装工事にかかるコストも異なるでしょう。自由にこだわりのデザインを反映させたいなら、費用はかかってもスケルトン物件がおすすめです。

内装デザインを考える際は、店舗のコンセプトやターゲット層を明確にした上で、競合店の内装をリサーチして差別化のポイントを探したり参考にしたりするとよいでしょう。

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